パリ – 2026.07.02:7月1日、パリ12区のレストランで警察の発砲を受けた女性が死亡しました。検察によれば、同店ではその女性が精神的に異常な様子を示していると通報があり、警察が呼ばれていたということです。隊員らが到着した際、女性は突然肉切り包丁を持って女性警官に突進したとされ、これを受けて同僚の警官が職務用の銃を使用しました。女性は現場で負傷が原因で死亡し、負傷した女性警官は腕の治療を受けました。
パリ検察庁は「死亡を伴う暴力」の疑いで手続きを開始し、捜査をInspektion générale de la police nationale (IGPN)に引き継ぎました。警察の内部監査機関は、特に発砲が法的に正当化され、比例原則にかなっていたかを検証することになります。検察当局の代表者が、初期の報告によれば捜査の調整のため現場に赴きました。発砲数や射撃の距離について、当局は当面具体的な数字を明らかにしていません。
レストラン周辺は警察本部によって広範囲に封鎖されました。鑑識は薬莢や血液、繊維の痕跡を押さえ、店内や周辺店舗の映像資料が分析されています。近隣の目撃者らには夕方まで事情聴取が行われました。検察は早急な結論に慎重になるよう促し、すべての証拠が精査されて初めて出来事の経緯が確定的に再構築できると指摘しました。
フランスでは法的に銃器の使用は比例原則と「絶対的必要性」の原則に基づきます。これらの基準は、作戦が致命的な結果になった場合にIGPNによる審査の中心となることが常です。ここ数か月、国内では裁判上および内部での評価を招く複数の事案があり、状況に応じて懲戒処分や刑事捜査が開始されています。今回の事件も、運用基準や脱エスカレーション研修、精神的な非常事態への対応について再び議論を呼ぶ可能性が高いでしょう。
今後の手続きとしては、遺体解剖、弾道鑑定、目撃証言や無線・映像のタイムスタンプに基づく詳しい出来事の時系列の確定が挙げられます。これらのピースが揃って初めて、検察は可能性のある刑事上または職務上の処分について公表する予定です。それまでは、女性の身元、現場での正確な経緯、代替的な拘束手段が検討・使用されたかどうかなど、多くの詳細が未解明のままです。
出典
- Franceinfo
- Le Dauphine
- TF1 Info
- Le Parisien
- Police & Realites