モナコ – 02.07.2026:6月下旬、公国内の住宅前で発生した爆発を受け、当局は殺人未遂の疑いで捜査を進めている。ウクライナに関係のある企業家、それに同行していたパートナー、そして未成年の少年を含む3人が重傷を負った。検察によれば、これまでのところテロを動機とする証拠は確認されていない。逃走中の容疑者の捜索は続いており、当初拘束されていた人物は釈放された。
複数の報道によると、捜査当局は大量の映像・監視資料を精査している。それによれば、爆発直後に容疑者とみられる人物は徒歩で近接するフランス国境を越え、Beausoleil方面へ向かい公国の領域を離れたとされる。入り口前に置かれた包みの置き方やその後の逃走経路の再構築が捜査の重要な要素と見なされている。捜査当局は現場周辺の映像や、想定されるルート沿いの民間カメラの記録を活用している。
検察によれば、モナコとフランスの協力は強化されている。モナコ側の担当はParquet généralで、フランス側ではCôte d’Azurの警察当局が支援している。現場が国境から数歩の距離であるため、捜査チームは画像資料や法医学鑑定、証言の迅速な共有など、確立された国境を越えた司法協力の仕組みを活用している。捜査官は、容疑者が犯行前に家屋の下見を行っていた可能性も調べている。
負傷者の中には、容体が公式発表によると安定した企業家が含まれる。彼のパートナーは依然として危篤状態にある。当局は名前を公表していないが、複数のメディアはその男性を地域で知られる起業家のVadim Ermolaevと特定している。負傷した未成年の少年は報道によれば既に事情聴取を受けた。爆発物の構造や起爆装置の有無に関する公式の発表はなく、使用された爆薬の種類についての調査が続いている。
捜査当局は市民に対し、特に事件当夜の現場周辺や推定される逃走ルートに関する目撃情報の提供を呼びかけている。同時に、犯行前後の犯人の行動パターンを検証するため、交通データや携帯通信データの解析も進められている。現時点で確実な依頼者や明確な動機に関する情報はない。当局は、あらゆる手がかりを慎重に精査しており、推測を避けるよう求めていると強調している。
出典
- Franceinfo
- TF1 Info
- AFP via Boursorama
- BFM TV
- La Depeche