ロス・ガジャルドス – 2026年7月10日:アンダルシア州ロス・ガジャルドス(アルメリア県)近郊で7月9日夜に発生した山火事により、公式発表によると少なくとも11人が死亡した。アンダルシア州政府と緊急サービスは7月10日朝、対応部隊が被災地域でさらに遺体を発見したことを受け、死者数の増加を発表した。当局は、被害状況と犠牲者数はいずれも暫定的なものだと強調している。
救助隊によると、複数の犠牲者は、急速に迫る炎から逃れようとしたとみられ、車両内または住宅地で発見された。目撃者は、激しい火の粉の飛散と変化する風を伴う、突然の火勢拡大を証言している。現場指揮部は、火災が複数の戦線に分かれ、一部の火勢が居住区域近くへ押し寄せたため、”極めて困難な”状況だと述べた。
予防的な避難は複数の集落のほか、観光地として整備された住宅地区にも及んだ。救急車両の通行経路を確保し、新たな火災発生地点を危険にさらさないため、A-7号線およびN-340号線の一部区間は一時的に封鎖された。保健サービスは、一酸化炭素などの煙の吸入や火傷による多数の負傷者を報告しており、重傷者数人は専門病院へ搬送された。アルメリアのトレカルデナス病院は、周辺の病院と連携して患者の受け入れと転院を調整した。
消火活動には、Plan Infocaの部隊、Guardia Civil、Policía Nacional Adscrita、自治体の消防隊、および市民保護部隊が参加している。州政府はより高い警戒レベルを発動し、追加の地上部隊、消火飛行機、ヘリコプターを投入して対応を強化した。現場指揮部によると、数百人の隊員が交代制で活動し、防火線の維持、残り火の処理、救助・物資供給のための進入路確保に当たっている。
死者の身元確認は進行中である。発見場所の一部はアクセスが困難な区域にあり、作業を遅らせている。出火原因に関する捜査も開始された。鑑識チームは出火の可能性がある区域で証拠を確保し、火災の進行に影響を与えた可能性のある風の状況、送電線関連の事象、交通上の出来事を記録している。公的機関は住民に対し、通行規制を厳守し、避難指示に従い、火災に関する情報を直ちに通報するよう呼びかけている。
スペインでは夏季に山火事のリスクが繰り返し高まる。干ばつ、高温、乾燥した植生が、火災の急速な拡大を助長する。アンダルシア州当局は、森林近くでの裸火の使用禁止や避難経路を確保する義務など、既存の予防規則を改めて指摘している。被災地域では現在、火災周辺部の安定化、行方不明者の捜索、避難した住民の帰宅条件の整備に対応の重点が置かれている。
情報源
- Junta de Andalucía(緊急サービス)
- Agencia EFE
- Ministerio de Seguridad Nacional(DSN)
- Associated Press
- El País
- franceinfo